夏の季節には
2021-07-21 | お知らせ下鳥羽地域包括支援センター
こんにちは。包括です。夏の暑さが増してきました。
暑くなると、ついつい冷たい物を飲み物を飲んだり食べたりしてしまいますよね。
麦茶にサイダー。アイスクリームにかき氷。どれも、夏ならでは。暑い中ではもちろん、冷房を入れたお部屋で食べる楽しさ。ありますよね。
そんな中、意外な一石を投じるのが「甘酒」
甘酒と言えば、冬の寒い時期に温かくして飲む飲み物の印象があると思います。
実は、私もそう思っていました。
ところが、この「甘酒」。実は江戸時代から夏の季語として使われるくらいに「夏」の飲み物なのです。
かの小林一茶も句の中で「一夜酒※ 隣の子まで 来たりけり」と詠んでいます。
※他の手間がかかるお酒と違って、米麴に甘みを付けて一晩で甘酒が出来上がった事から。
現代では、「飲む点滴」なんて言われて、栄養満点な飲み物として知られていますが、江戸時代でも滋養強壮や夏バテ防止で冷やして飲んでいたとの事。最近では、熱中症予防にも効果があると言われています。
また、当時はお砂糖が貴重品だった事もあり、数少ない甘味としても親しまれていたとか。昔の方の知恵って、本当にすごいですよね。
今は、スーパーでも色々なメーカー様から冷やし甘酒の商品が売られるようになりました。
夏に冷たい甘酒。江戸時代に思いを馳せて、皆様も飲んでみてはいかがでしょうか?
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