水害対策について
2021-09-01 | お知らせ下鳥羽地域包括支援センター地域との交流
下鳥羽地域包括支援センターです。
9月1日は防災の日ですね。特に最近は大雨が降り水害が各地で起こっています。
なぜ日本では水害が発生しやすいのでしょうか?
日本の国土は約70%が山地や丘陸です。山や川など豊かな自然に恵まれている一方、川などの氾濫などの水害も発生しやすいと言えます。
地形開発が進み人為的に山や丘陸を造成したり海岸を埋め立てたりして都市部の開発が進められてきました。その結果、河川や海岸と都市が隣接している場所も多く、水害や土砂災害、液状化現象などの
災害が発生しやすくなってしまったのです。
また日本の河川は世界の代表的な河川に比べると急勾配で水が一気に海へと流れていきます。そのため一旦雨が降ると急に増水し、短時間のうちに洪水のピークに達します。
実際に避難をする時の注意点をお伝えしていきます。
①明るい時間帯に避難する
暗くなってからでは周囲の状況も見えにくく、雨で音が聞こえにくかったり道路が冠水していることもあり、避難中に被災する可能性があります。
②水が濁っているので傘などで足元を確認する。
避難をする際は非常用持ち出し袋など必要最低限にとどめ身軽な状態で避難しましょう。また避難の際は怪我をしないように長袖・長ズボンを着用し靴は紐のあるスニーカーにしましょう。
大雨だと長靴を履いてしまいがちですが、長靴の中に水が入ると歩くのが困難となり、脱げやすくなります。
③警戒レベルをチェックして早めの避難を行う。
浸水が始まる前に避難をすることが大切です。現在は災害発生の危険度ととるべき避難行動を直感的に理解するための情報として5段階の警戒レベルを用いて伝えることとなりました。
5段階の警戒レベルのうち警戒レベル3は「危険な場所から高齢者等は避難」となり避難に時間を要する方はこの段階で避難を行います。警戒レベル4「危険な場所から全員避難」となり全ての方が避難の対象となります。
また避難をする際にすでに屋外が危険な状態となった場合は在宅避難の選択肢の検討が必要です。1階は床上浸水のリスクがある為2階以上の部屋に避難をして下さい。雨が続くと水害だけではなく土砂崩れのリスクも高まります。自宅周辺に土砂崩れが発生しそうな場所がある場合は、なるべく遠くの部屋へ避難することが大切です。災害はいつ発生するか分からないので日頃からの備えが大切になります。非常用の荷物の準備、自宅周辺のハザードマップの確認など出来ることから始めていきましょう。
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